膵炎で入院までの経緯(2)
4月だというのに雪が降っている中、
歩いて近所の内科へ行った。
まずはレントゲンをとった。
町医者「レントゲンでは何もないですねー」
エリ「日曜日から腹痛があって、背中も何となく痛いです。」
「自分で叩いてみたら胃に響く感じがします」
町医者「痛みはずっと同じ?増してる?」
エリ「ん~~。増しているようないないような・・鈍痛が続いています」
「そもそも土曜日にヒレステーキ400g食べたんで消化不良かな~って思って胃腸薬は飲んでいたんです。一時期は効くんですけど、時間がたつとまた痛くて」
町医者「肉はいつもそんなに食べるの?」
エリ(内心:え?そこ気になる?)「いつもの量です」
ベットに仰向けになって触診。
町医者「お腹周り、硬いね~」
その後うつぶせになって背中に手をあて打診。
エリ「いって~~~~~~~~~~~~~~~」
・・・・という声も出ないくらい激痛。
「いっ」しか出なかった。
反射的に体全体がビクンとなる。
自分が背中を軽くトントンして胃に響くのと分け違う。
自分でもここまで背中が痛いとは気が付いていなかった。
この痛みで私は消化不良ではないかもしれないと思い始める。
町医者「大きい病院に行った方がいいね。紹介状書くから」
「おおむね内蔵だと思うけど、まず骨にヒビが入っていないかも確認して
貰って。骨じゃなかったら、肝臓とか膵臓とか腎臓とかになるかなぁ~」
最後は呟くように話すドクター。
この日の午後は診察している病院が少ないとのこと。
で、たまたま紹介されたU病院は私が栃木に引っ越してきてから
2年連続人間ドックで通った病院。
ちょうど今までの検査結果もあるし、ラッキーだ。
帰宅して、とりあえず雑炊を作って食べた。
(お腹は空く)
背中を打診した時のあまりの痛みに
「もしかしたら入院になるかもしれない」という予感もあり
病院まではバスで行こうと考える。
そのことを旦那に連絡したら仕事の合間に送ってくれるという。
旦那が営業職で良かったと思った瞬間。ありがたい。心強い。
膵炎で入院までの経緯(3)へつづく